ISOとは


ISOとはどんなもの?

ISOとは 膨大な知識や技術、製品が世界規模で流通している現在、製品やサービスを提供する側には信頼性の高い「標準規格」の策定が必要となります。そこで作られたのが「International Organization for Standardization(国際標準化機構)」、略して「ISO」です。製品の品質に対する消費者の意識が高まる中で、国際的な標準規格であるISO認証取得を目指す企業は年々増加しています。

ちなみに、略称が「IOS」ではなく「ISO」となったのは、ギリシャ語で「平等」を意味する「isos」が起源となっています。

ISOは、非常に有効な経営マネジメントシステムとしても重宝されています。これからISO取得を目指す企業は、ISO取得によるメリットを十分に理解して経営に活用していくべきでしょう。

ISO取得によるメリットとしては、以下のような項目が挙げられます。

ISO取得によるメリット

1.企業イメージの向上
ISO認証を取得できる機会が少ない業種であれば、有効なイメージアップにつながります。逆に取得できる機会が多い業種であれば、ISOを取得しなかった場合のイメージダウンの方が深刻かもしれません。
2.公共機関からの評価格付けの向上
ISO認証取得は入札参加資格審査に大きく反映されます。そのため入札が優位になります。
3.受注力の向上
ISOを取得している企業は、製品の品質を保つために取引関係を持つ納入業者を選定する必要があります。そのため、取引の際にはISO取得業者を選択することが多いのです。取引先がISOを取得している場合はISO取得を要求されることもあります。

ISOの種類

ISOの種類 一口に「ISO」と言ってもその種類は多く、その中でも一般的に知られているものが「ISO9001(品質マネジメントシステム)」と「ISO14001(環境マネジメントシステム)」です。現在「ISO」と言えば、このどちらかを指していると思って間違いないでしょう。

それぞれに関する詳しい情報は、下記リンクをご覧下さい。

ISO9001について・認証取得のメリット
品質マネジメントシステム「ISO9001」に関して詳しくご紹介します。
ISO14001について・認証取得のメリット
環境マネジメントシステム「ISO14001」に関して詳しくご紹介します。
業種別ISO取得のメリット
ISO取得のメリットを、業種別にご紹介します。
ISO認証取得にあたっての留意点
ISO認証取得の際に注意すべき点をご紹介します。